MBB出身者チームが戦略コンサルファームのあなたを内定へ導く!?STRATEGY:BOOTCAMPの評判は?
はじめに
新卒学生に人気の高収入の職業といったらいつの時代も「戦略コンサル」、「外資系投資銀行」の二つが挙がるのではないでしょうか。
ただ、この二つの新卒での採用枠は非常に小さく、かつどんなに自分に頭のキレがあり、自信があっても面接官との相性が悪ければすぐに落とされてしまう職種になります。
もっとも、こんな事情も転職市場となると事情は変わってきます。基本的にみられている点や選考方法は変わりませんが、新卒時点では1回しかなかった面接のチャンスが増えることとなります。
そしてそんな転職でもトップクラスの戦コンを狙っている方向けのサービスが今回紹介する「STRATEGY:BOOTCAMP(ストラテジーブートキャンプ)」になります。
今回の記事ではSTRATEGY:BOOTCAMP(ストラテジーブートキャンプ)に入会することでどんなサービスを受けることができるのか、そして実際の評判はどのようなものなのかを紹介していきます。
STRATEGY:BOOTCAMPとは?
STRATEGY:BOOTCAMPは戦略コンサルの選考で課されるケース面接を突破すべく、「フェルミ推定」と「成長戦略の立案」能力を伸ばすことに重点を置いたプログラムです。
そのため、面接の際のビヘイビアに関してなどの大雑把なテクニックは教えてこそくれますが、そこまで重点的ではなく、代わりに受講生の問題解決能力やビジネスのボトルネック特定能力といった、一朝一夕では身につかないスキルを底上げしてくれます。
つまり、学生時代や過去に選考を受けた際には自信の頭の回転力が足りず、選考で落とされてしまった場合でもプログラムの成果によっては入社を勝ち取ることができるといえます。
もっとも、面接を受けるまでの筆記試験やテストセンターの試験に関しては対策をしてくれませんので、これらのスキルに自信がない場合は自分で学習をしながらこのプログラムを受けるといいでしょう。
プログラム受講者の転職先
STRATEGY:BOOTCAMPのサービスの中身が何となくわかってきたところで、次は受講者の転職先を紹介します。
受講者の主な転職実績は以下のようになっています。
・McKinsey & Company
・Bain & Company
・Boston Consulting Group
・Arthur D. Little
・Strategy&
・Accenture PLC(Strategy)
このように、日本でトップティアと呼べる戦略コンサルティングファームのほぼすべてに対して内定者を出しています。
もちろん、これ以外にも会計系4大ファームなどの実績がありますが、STRATEGY:BOOTCAMPはどちらかといえばトップティアへの転職に主眼を置いています。
そのため、以上に挙げたようなファームへの転職を狙う方が利用すべきサービスといえそうです。
プログラムについて
2021年5月現在、STRATEGY:BOOTCAMPには大きく分けて二つのプランが存在するようです。一つ目が転職を考えている社会人を対象にしたプラン、そしてもう一つが学生を対象にしたプランです。
学生向けのプランから紹介しますと、まず「STRATEGY:BOOTCAMP MBB突破学生コース」というプログラムがそれに当たります。
こちらのコースの基本的な情報をまとめると
・期間 2カ月~4か月
・全10回
・各回60~70分のオンライン講義+講義後の質疑応答
となっています。
また、講義の内訳は
第1回:面接官の基準で見るコンサル選考 の“4つの壁”
~ 評価される学生と評価されない学生の違い ~
第2回:フェルミ推定 その1
~ 面接官が鋭いと思うセグメンテーション ~
第3回:フェルミ推定 その2
~ 思考速度で面接官を圧倒するテクニック ~
第4回:フェルミ推定 その3
~ 更なる加点を狙うスピード検算 ~
第5回:戦略ケース その1
~ 面接で評価される戦略思考の構造化テンプレート ~
第6回:戦略ケース その2
~ 面接官が「鋭い」と思う戦略提案 ~
第7回:戦略ケース その3
~ 社会課題等の変化球テーマや時事問題に求められる準備 ~
第8回:戦略ケース その4
~ データ付きケース面接対策 ~
第9回:戦略ケース その5
~ ジョブインターンの攻略法 ~
第10回:志望動機 & リーダーシップ経験・ビヘイビア
~ 最初の5分で面接官の心を掴むESとトーク ~
と全てグループ指導になっているのが特徴的です。
そのため、決して安くはありませんが、「33万円(税込)」と比較的手の届きやすい料金体系となっているようです。
新卒の選考にのみ含まれるジョブインターンでの選考対策など含まれている点も学生にとってはありがたいですね。
次に、価格としてはやや高価なプランとなる「STRATEGY:BOOTCAMP MBB突破コース」についてご紹介します。
こちらのプランの料金は「100万円(税込)」となっています。
最初にご紹介したプランと比べると倍以上の費用とはなりますが、その代わりに全てのレッスンがマンツーマンレッスンとなっており、講義回数も多く、基本的には社会人向けのプランのようですが、徹底的に対策したい学生の受講も可能なようです。
かつ、マンツーマンも同じ講師の方に学ぶというものではなく、複数名の講師の方に指導をしてもらうプログラムとなっています。そのため、複数の視点からフィードバックを受けることができるようです。
講師について
次にサービスを提供する講師の方々をご紹介します。このサービスを運営しているのは「株式会社Resolve&Capital」という戦略コンサルファームで、あくまで一事業として「STRATEGY:BOOTCAMP」を行っています。
そのため、講師の方々は今も実際にコンサルティング業務を行っているコンサルタントの方になります。より詳しく各コンサルタントのバックグラウンドを紹介すると、
まず、代表取締役社長としては京都大学を卒業し、2009年にベイン・アンド・カンパニー入社し投資ファンド専門部署でも活躍した河野博氏が務めています。
次に東京理科大学をご紹介卒業後、1998年からベイカレント・コンサルティングのCOOを務めた、現在もベイカレント・コンサルティング顧問である樋笠 克実氏が取締役を務めます。
このように、優秀な経歴でかつコンサルティング業界に精通した方々がサービスに参画しているため、実際のコンサルティングファームの採用ニーズやプロセスをしっかりと抑えているといえます。
STRATEGY:BOOTCAMP の評判について
「STRATEGY:BOOTCAMP 」の大まかな概要がわかったところで、次に実際のプログラム利用者の方々の口コミをご紹介いたします。
まず、多くの方が抱える「自分でも本当にコンサルティングファームに内定できるのか」という問いに答える口コミとしては、「入社先に多少のばらつきはあるが、高確率で何かしらのファームには入社できる」といえます。
ある方は口コミで「比較的自分の能力に自信はあったが、それでも実力以上のファームに導いてくれた」と語るなど、ケース面接対策によって望む以上のファームへの入社が決まっています。
一方で「望んだファームではなかったが、第二志望群に入社することができた」のように、希望通りとはいかないまでもある程度納得感のある社に入社できたようです。
ただ、注意してほしいのはプログラムを受講したからといって全く努力をしないでスキルがアップするわけではない、ということです。
ある方はプログラムに加わる前に既にケース対策用の本を活用して既に自発的に勉強していたとのことで、結果としてMBBクラスに入社されています。
このように、口コミを見る限りでは当たり前ではありますが、100%、志望する社に入るまでの実力アップは約束できませんが、大なり小なり効果を実感できるようです。
STRATEGY:BOOTCAMP での勉強時間について
プログラムの中身も気になるところではありますが、それに加えて「普段はどれくらいの勉強をすればいいのか」という点も社会人の方にとっては重要ですよね。
これに関しては「時間は決まっていないが課題の量は少なくない」というのが答えになります。
課外の課題としては主にケース問題、フェルミ問題の2つが課されますが、運営局側に要望すればかなり多くの課題をもらえるようです。
また、あるMBBクラスの戦略コンサルファームに進まれた方は「業務が終わった後に1日ケース問題何題、フェルミ何題というのを自分に課して解いていました」という様に、かなり自分を律することが必要になります。
ただ、課題の量も強制ではなく、やり方もそれぞれで「面接を意識して声に出して解いていた」という方や「毎日欠かさずに複数問をこなすのが重要だと思った」といったように質を重んじるのか、量を重んじるのかは人それぞれです。
そのため、自分の業務都合や余暇時間の使い方によってそれぞれに合った自習法を自分で確立するのが大事になるようです。
プログラムの即効性について
プログラムの即効性についてですが、これに関しては正直なところ、1週間などの短期間ですぐに目に見える効果が現れることはないようです。
現に、MBBクラスのトップクラスファームに転職をされた方も「最初は効果があるのかわからなかった」と語るなど、すぐに効果が出るわけではないようです。
一方で「面接を受けるころには最初は苦手だった形式の課題も苦手では無くなっていた」と語るように、弱点を徐々に解消していくことで実力がついていくようです。
また、ある方は「最初は理解することに必死でなかなかすらすらと話せない感じだったが、ある時点から一気に見える世界が変化し、明らかにアウトプットの質が高くなった」と語るなど、地道な積み重ねが重要だといっています。
前述の自習に関する口コミではないですが、コツコツと勉強をすることで実力が伸びるよう、設計されているため、明日にでも戦コンに受かる、というプログラムではない点には注意が必要ですね。
講師の方々の評判について
プログラムの大枠についての口コミを紹介したところで、いよいよ講師の方々の評判に移ります。
講師の方々の評判についてはおおむね好評で「いろいろな講師の方と面接対策を行うので、様々な観点から自分の弱点を指摘された」というものや「常に緊張感をもって対策できた」というものが寄せられています。
また、プログラムを受講しているときだけでなく、「コンサルタントになってからもプログラムで学んだ考え方が生きている」との声も寄せられるなど、現役のコンサルタントが講師なだけあって実用的なスキルが身についているようです。
ただ、「かなり鋭い指摘ばかり受けていたので、面接ではいつものレクチャー以上に鋭い質問は飛んでこなかったように感じた」との声も聞かれます。
このように、生半可な気持ちで受けてはとても耐えられないような、鋭い指導が期待できるという点でも実践的なサービスといえそうです。
その他の「STRATEGY:BOOTCAMP 」に関する口コミ
ここまでは多くの方が疑問に思う点について答える形で口コミを紹介してきましたが、最後に受講生から寄せられているプログラムの様々な面に対する口コミを紹介します。
まず、ある方は「正直、入会金は高いと最初は感じていたが、初回のレクチャーを受けてから入会をするか決められるので、初回にレクチャーを受けたことで気持ちが固まった」と述べています。
その他にも「自分が疑問に感じた点は質問を投げかけると講義外の時間でも迅速に対応してくれた」といったものや、「面接での所作などについてのアドバイスもくれた」といったように、親身なサポート体制に対しても一定の評価が寄せられています。
終わりに
「STRATEGY:BOOTCAMP(ストラテジーブートキャンプ)」はMBBクラスのトップレベルの戦略コンサルファームを狙うような方から、それ以外の戦略コンサルファームを狙う方まで、幅広い層の方が利用できるプログラムです。
また、プログラムもニーズに合わせて価格がわかれているだけでなく、自習時間などの部分も個人個人が調整して続けられる仕組みになっています。
口コミからもわかるように、無料の診断や実際の授業を体験してから契約するかを決められるなど、気軽に利用出来そうです。
契約費は高いほうのコースで100万円しますが、戦略コンサルファームに内定できれば、それによって増える分の年収で十分カバーできるでしょう。
自分のキャリアを考えたうえで、どうしても戦略コンサルファームに入りたい人にはおすすめのサービスといえそうです。